・・・けっこう説得力ある書評って難しい。

ゆるめいつ(1) (バンブー・コミックス)

ゆるめいつ(1) (バンブー・コミックス)

ボロアパートにて繰り広げられる浪人生達のゆるい日常。といいつつそこはかとなく彼方に透けて見える絶望がなんともいい妙味を醸しております。
ニート一歩手前みたいな生活・・・モラトリアーム。
作者のsaxyunさんのサイトはこちら↓
http://www.geocities.co.jp/yubanegi/

あと無性にそうめんが食いたくなります。

小さな世界 (バーズコミックススペシャル)

小さな世界 (バーズコミックススペシャル)

新人賞荒らしとして異名を馳せる小路先生の短編集が発売!待ち望んでいた!
小路先生は好きな漫画家TOP10に入るくらいのファンであります。イハーブの生活は未だにサイコウだぜ。
独特極まる奇異なメルヘンランドな舞台で独特なキャラ達の流れるような独白めいたセリフが、人間関係というもの内実のその醜さや切迫さを晒し出します。特に内にこもりがちな人間にとっちゃあ表題作が身近過ぎる。
かげふみさん 1 (バーズコミックス)

かげふみさん 1 (バーズコミックス)

こちらは連載中のかげふみさんの一巻。存在感が希薄すぎて意識しないと姿が見えない女の子(主人公)が、その能力を生かして諸々の殺し屋のサポートをする、という話。キーとしては主人公の性格として気になったものは納得するまで鼻血を流すくらい気にしまくる、という点。というわけで殺しの依頼人、殺しのターゲット双方の内実が曝け出されます。しかしなんだか下ネタ分やエロネタが他の作品よりも多いなぁ。その分ちょっとだけ空気が軽いかな?最後に収録されてる短編が上の短編集並のクオリティ。満足。
荒川アンダー ザ ブリッジ 6 (ヤングガンガンコミックス)

荒川アンダー ザ ブリッジ 6 (ヤングガンガンコミックス)

荒川アンダーザブリッジ最新刊ですよー!
なんで六巻まできて勢いが衰えるどころかさらに暴走してるのが理解できません!理解できません!
蛇口をひねる役で死にそうになりました。
とはいいつつ物語もちょっとだけ進んでます。
きのう何食べた?(1) (モーニング KC)

きのう何食べた?(1) (モーニング KC)

四十代ゲイカップル(でも健康的生活のため主人公の見かけは若い)の料理系漫画。
弁護士ながら定時に帰って夕食を支度することに全精力(とは言いすぎ?)を傾ける主人公の生き様がなんとも所帯というか世間じみてるというか。料理シーンの丁寧な描写(説明もやっぱり丁寧)はやっぱりよしなが先生だなぁと思う。しかしゲイっていう生理的にどうしても違和感を感じてしまうところに生理的三大欲求の一つの食欲を添えるところがなんとも言えぬ妙味が。俺だけでしょうか?

定点観測

僕とポーク

僕とポーク

猫村さんほしよりこさんの新刊。短編三篇が収録。うーん。インパクト弱かったかも。
ベルセルク 32 (ジェッツコミックス)

ベルセルク 32 (ジェッツコミックス)

安定して読ませてくれる!
喧嘩商売(9) (ヤンマガKCスペシャル)

喧嘩商売(9) (ヤンマガKCスペシャル)

格闘漫画と木多先生のギリギリネタ漫画と一粒で二度おいしい喧嘩商売
PLUTO 5 (ビッグコミックス)

PLUTO 5 (ビッグコミックス)

リアル風天馬博士がいい感じの天才科学者っぷり。
バガボンド(27)(モーニングKC)

バガボンド(27)(モーニングKC)

リアル 7 (ヤングジャンプコミックス)

リアル 7 (ヤングジャンプコミックス)

安定してオモシロス。