最近読んだの

一巻の説明展開から脱して本格的に入ったみたいで、ウブカタクオリティを堪能しました。オイエー。
声で魅せてよベイビー (ファミ通文庫)

声で魅せてよベイビー (ファミ通文庫)

オタクな二人、オタクだからこその本気恋愛譚。てか。
ラノベテイストにありがちな安易なご都合展開に走らずオタクが恋愛をする、ということに真正面からぶちあたってくれた本。すばらしい。声優会社の裏の黒い部分やらギリギリになった女の子が吐く悪意の鋭さとか、そういったもんが真に迫る感じ。いい。ヴァンパイヤー戦争の外伝二冊目。おもすれー。
戦塵外史 野を馳せる風のごとく (GA文庫)

戦塵外史 野を馳せる風のごとく (GA文庫)

架空の戦記をさも実際にあるかのような口調が味なシリーズ。花田氏の名前は以前から聞きかじっていたけど実際読むのは初めて。なかなかおもすろす。今二巻目ですが、もしかするとこっちの方がおもしろい・・・?
ジョン平とぼくと (GA文庫)

ジョン平とぼくと (GA文庫)

うぅむ冒頭のゆるさと終盤でのバトル展開のギャップが受け入れられなかった。そこが味だってのことはわかるのだが。つるけん的なゆるさに通じるものがあったけど、自分としてはそれはバトルとは合わないみたい。
時の魔法と烏羽玉の夜 (電撃文庫)

時の魔法と烏羽玉の夜 (電撃文庫)

在原さんの新刊。なんやらあとがきで売れ線の作品の系統を狙ってみたと言っておりましたが、まぁまさしくそんな感じ。オチでけっこう驚いたかなーて感じ。しかしそもそも氏に求めるのはバトルでも魔法少女でもなく、そこはかとない妙な淡々とした口調で変な古臭さをかすかに感じさせる妙味なので、まぁ、桜色BUMP新刊早く出ないかなー。ノベライズと思いきやオリジナル展開だとあとがきにて判明。なるほどなー。
[rakuten:book:11567426:detail]
安定した重さの面白みはあるもののフレッシュ感がさほどありませんでした。その舞台装置は味があるもの、やってる演出はさほど他のものとは変わらんのではないでしょうか。杖を楽器にしただけみたいな。設定上の差異はあるものの、サプライズはあんまなし。
マージナル (ガガガ文庫)

マージナル (ガガガ文庫)

ガガガ大賞ってなことですが、失礼ながら電撃中堅レベルでは。
ギャグは笑いましたが、肝心のストーリーは、う〜ん。サプライズはあんまり。