我は<アザナエル>―――神の爆薬なり!

踊れ踊れ、ダーヴィシュ!
回れ回れ、ダーヴィシュ!
聖地はいずこ?
聖地はいずこ?
葦笛の音に乗って―――踊れダーヴィシュ!!


サイバーパンクはたまらんです。
ちなみにウィリアム・ギブスンニューロマンサーも同時進行で再読してますが、オカルトとSFの融合ってそうおかしなものではないって感じです。
ちなみに古橋秀之師匠の代表作品ケイオスヘキサ三部作は、オカルトとSFが融合した都市での物語であります。機甲折伏隊と書いてガンボーズと読む。装甲袈裟で武装した坊主の集団が重マシンガンをぶっぱなしたり、巨大仏が立ち上がって魔性の巨人にドロップキックかましたり、さみしがりやの吸血鬼がヒーローっぽく振舞ったりするそんな話。DAMN YOU!

スプリガンでも魔術もれっきとした技術体系で、数世代後には科学と同じように解明されるとか言ってたような。
現段階では解明不可能な事象ももしかしたらいつか原理がわかって、化学と同じように技術化されるかも、という感じ。
そもそも錬金術の中から生まれたのが化学なのですから、原点回帰というわけでもあるのかも。

ちなみにオカルトと一口に言っても、幽霊やUMA等のうさんくさいものから宗教等の人の精神のありようを洗練していく技術体系(っていう感じだと思ってますが宗教って)まで包括しているわけです。

人体を機械化していったら、その自己同一性のありかを精神に求めていくのは必定、だったら精神とは何かを模索するオカルトを社会に組み込んでいくのも当然……ってのはちょっと行き過ぎた考えですかね?