たそがれ清兵衛

隠し剣、鬼の爪の前作、しかも歴史に残る名作と銘打たれているのでツタヤで借りてみました。

感想。

めちゃくちゃ感動した・・・。

またもや故郷・庄内が舞台だったんだけど・・・地元民として言うけど、映画内で描かれていた風景がめちゃくちゃ庄内だった。
あの空の広さは庄内だった・・・。山並みも、鳥海山のでかさも生まれた頃から見続けてきたあの感じが出ていた。まぁ地元民の欲目かもしれないけど。

そしてその広さが、真田広之が演じた主人公のイメージと相まって、すごくいい主人公像を生み出していた。とは言っても、人柄的な部分な所だけで、普通に悩んだり悔やんだり迷ったりしてる普通な人。そこがいいんだよなぁ・・・身近に感じられるというか。
もうとにかくすげぇよ真田広之氏。感動したよ。

ストーリーの方も一見定石と見せかけて、山場でのひねり方がすごい。そう来るのかよ!しかもしっかり落としてるよ!

いやぁ、普通にすごい作品でした。隠し剣も良かったですが、こちらはちゃんと映画な感じでした。

泣きそうなった・・・。

とにかくこの映画は役者さんたちの演技がハンパなかったです。かなりオススメ。

・・・ちなみにしっかり庄内弁でしたので。少々聞き苦しいかもね。
でも語尾に「〜ガンス」はつけないなぁ。実家周辺は。