最近買った漫画と本

魔法先生ネギま!(16) (講談社コミックス)

魔法先生ネギま!(16) (講談社コミックス)

今週の電脳戦ではネットの描写がそのまま海っていうグラフィカルなイメージでなるほどな〜と思ったり。
シグルイ 7 (チャンピオンREDコミックス)

シグルイ 7 (チャンピオンREDコミックス)

藤木の実力がクローズアップされた今作、あまりにかっちょいいシーンでさすがだぜ……。
まさかあの体勢から一刀を放つとは!伏虎の秘めたる牙の鋭利さ……侮りがたし!
オメガ7―自衛隊特殊部隊 (ドリマガCOMICS)

オメガ7―自衛隊特殊部隊 (ドリマガCOMICS)

後輩よりプッシュされて初小林源文氏。二巻も出てるみたいですね。買いにIKANEBA。
超法規的自衛隊部隊、オメガ7の活躍譚。世界に燻る不安な火種を刈って回るぜ!
それはともかく、中村ぶん殴られてますね。いやぁ、よくは知らないけどなんだか愉快だなぁ。
バガボンド(24)(モーニングKC)

バガボンド(24)(モーニングKC)

自然体とは油断に非ず。
でも、いつ終わるんだろバガボンド
デトロイト・メタル・シティ (2) (JETS COMICS (271))

デトロイト・メタル・シティ (2) (JETS COMICS (271))

ゴートゥDMC!ゴートゥDMC!
クラウザー様の悪逆羅刹ぶりに思わず叫んじまうぜ!ファック!
秘太刀馬の骨 (文春文庫)

秘太刀馬の骨 (文春文庫)

ある夜、藩の一人の高官が暗殺される。残された不可解な傷跡に疑問を持った対立する派閥の長が、甥に犯人探しを命じ、主人公はその付き添いとなる。
二人は暗殺剣を使ったと目される道場の高弟五人に当たりをつけていくが……。


これはよい藤沢文学であった。五人の高弟が甥と仕合うことになるのですが、その過程において露わになる五人の人間味というか家庭というか、それぞれが持つ人生の苦渋や果敢なさが染みります。現代の我々にも通じる所帯の悩みや過去の悔やみ。そして作品全編を通して伝えられる主人公の姿……。
そしてまた、剣技の描写も藤沢周平ならではの堅実で、なおかつ清冽な描写で魅せてくれます。どこかの作品の解説で読みましたが、映画やテレビでの時代劇のような手品じみた描写ではなく、あくまで等身大の人間が使う卓越した技能での技であります。

ラストでの決着も見事なのですが、おそらく解説を読まなければこの作品の真のオチとこの作品の題名の意味はわからないと思います。実際、僕も気づかなかったし。

うぅむ、隠れた名作と称されるこの作品。ぜひとも一読されてはいかがでしょうか。