ゲームクリア
- 出版社/メーカー: スクウェア
- 発売日: 2002/02/21
- メディア: Video Game
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PSソフトの限界に挑戦したと称される今作、非常に堪能させていただきました……。
重厚な世界設定の渋みに酔い、張り巡らされる陰謀の網の目、そしてくぐり抜けた先にある真実の衝撃に胸がつまった……!エピローグで明らかにされるこのゲームのタイトルの意味に、思わず拍手だぜ!?
いやはやカッチョいいアクションRPGでありました。ライトなノリのゲームにちょっと飽き気味な方は一度やってみては?なんとなしにやってたらまず進めなくなる難易度を味わえます。というか初心者は攻略本なしではクリアできねー。
それにしても、このゲームのキャラデザかっちょよすぎですよ。ギルデンスターンなんてサイコウの一言。袴!袴!
シドニーもいいけどな!
それでは羅列感想
- 装備を切り替える時いちいちメニューを開かなきゃならないのがめんどい。
- 終盤あたりでティーガーとニーチが登場した意味が(俺には)わからない。そこでのグリッソムのからみも。あ、情報をクリムゾンブレイドに持ち帰るためってところかな?ただそれは彼らのストーリーであって、アシュレイ(とリンクしているプレイヤー)のストーリーとはあまり関連が薄い気がした。
- いくら武器を鍛えて調整しても敵次第で平気でダメージ0とかになるところがゲンナリ。しかしそこでレイジングエイクをつかえばどんな的でもダメージを与えられるので、なんだかなぁと思わないでもない。ラスボスでレイジングエイクをリスク度外視でくらわし続けたらあっさり死んで拍子抜けしたり。三回目の再戦だったけど。
- にしても今回もキャラの立ち具合がハンパじゃねぇっス。脇役に至るまで、名前のあるキャラは強烈に立っていた。ハーディンとか。唯一の普通の人だったよ!でもハーディンのラストも……・゚・(つД`)・゚・
- 武器・防具合成がステキ。でも二週目以降じゃないとシルバー・ダマスクスが合成できないのは泣き。ゾンビ・ファントム用のダガーがソウルキスで終わっちゃったよ!
あとは、この物語は終始閉鎖的なダンジョン、あるいは建物の中で進行し、BGMもボス戦のみ、大抵はバケモノの吐息とか何かが笑う声とか水が滴る音とかしか聞こえてこないので非常に気が滅入ります。その分緊迫しますが。ついでに言うと、ボス戦で対抗策練らないと勝てないかダメージ一桁台の攻撃をひたすら続けることになるので、それ相応の覚悟をしないと全クリできません。
それでもオススメはしますよ!