試験なんてどうでもいいのです。

今日、最後である木曜二限の試験に向け、新宿の紀伊国屋にテキストを買おうと(一日でテキストの中身をマスターしようという浅はかな試み・・・)出向いたのですが、店に入ってまずしたことは漫画の新刊・及び既刊の掘り出し物巡り・・・。銃が鳴ったら鶴が飛ぶ、具合のパブロフなマイサカですが、一巡したのち二巡目を終えて、やっとテキストが置いてある階に出向き目的のモノを見つけ中身をパラ見したらあら大変。
理解不能の単語や記号の数々・・・。
すわ、これは一大事。どうしたものかどうしたものかと揺らぐ思考と視界を感じたのち達した結論は、「あきらめよう」。
人間、あきらめが肝心と言いますが「単位落としたら・・・」と保護者に脅されてる私の身としてはそれはあまりに最悪な結論。
しかし、しかして。
どうしようもない。
ポンと両手でテキストを閉じ棚に返した後、梅雨明けの空を見ているかのような気持ちで向かった先はハヤカワ書房のエリヤ・・・。

トリポッド 1 襲来 (ハヤカワ文庫 SF)

トリポッド 1 襲来 (ハヤカワ文庫 SF)

全巻買って店を出、台風間近の空が落とす雨粒に肩を濡らしつつ、私は、灰色に濡れる街並みをひっそりと、物陰に潜む影のように歩いていったのでございました・・・。







試験なんざもうどうでもいいわ。お腹痛くなるんじゃ。