ABARA

ウルジャン何回も読み返す。
ぬはー白黒レボリューション。たまらん!

ってなわけで弐瓶勉氏最新作。バイオメガが連載中止になってるとかいう噂を聴いたけどそこんとこどうなってるのやら。

今回はBLAME!の世界とは関係なさそうな感じ。
とは言ってもどれも同じ世界で、時間軸が違うだけっていう可能性もありえるか。
平気で数万年後の世界とか描いちゃうからなぁ、弐瓶先生。
ってなわけでここで言う世界は「技術の進度差によって生じる世界差」ということで。技術が世界をつくるなんてまさにサイバーパンクSFーー!!。最近ウィリアムギブスンにハマってます。サイコーです。ドラえもんからついにここまでやってきたか俺。正統派も読めよ俺!


閑話休題。そんなわけでABARA批評。
ネタバレあるから以下続きを読むで。


文字が、進化した日本語で表記されてるのがBLAME!だったわけですが、今回は普通のカタカナとかもでてきております。同一世界なら比較的最近ですな。使ってる武器を見ても重力子放射線射出装置とかゴツイビーム砲とか電磁銃とかじゃなくて普通の弾丸の銃ですし。

冒頭ではフリクリみたいな、街におかれた謎の構造物とか、示現体とかシロガウナとか検眼寮などの気になるワードが。
これらについては後々描写されることになるでしょう。おそらくハッキリと説明されることはないでしょうが(;´Д`)


とりあえず今回の話としては、主人公の立ち位置が示されておりました。
いつものようにぶっきらぼうな主人公が敵をぶち倒しておりました。
しかし今回は霧亥やバイオメガのあの人のように、組織からの指示ではなく自分の意思で戦ってるようです。
おぉ、ヒーローっぽい。
しかも変身までしちゃうんだからこりゃヒーローですよまったく。


変身時の姿は、タイトルのABARA通りに肋骨を強調したフォルム。黒いよーごついよーかっちょいいよー武骨だよー。
肋骨による変身ってなことなのかね。


で、今回ファンの間でも取り沙汰されてる戦闘時の効果音のフォントの件
今までの弐瓶ファンが軒並み「なにあのフォント」と不平の嵐が吹きまくっております。
かくいう俺も初めて見た時、「おぉお!?ナニコレ!!」と苦笑いしてしまいました。いやあれでゴガァとかチュルチュルチュルはないしょ。
どうやら、「音速を超えた戦闘であるために、音は聞こえない。しかしそれでは何がなんだかわからなくなるので、音速下での戦闘時ならば出るような音を表現した」というのが通説であるようです。
でも初めて読んだら何やってんのかわかんない。
俺も三回くらい読み直してやっと超音速の戦闘であることに気づきました。
う〜ん、弐瓶先生だ・・・
まぁそれはともかく噂のフォントですが、数回読んでたら気にならなくなりました。
気になるなら慣れるまで読む。マジオススメ。
これを脳内配列の変更と言います。嘘です。今勝手に作りました。


ってなわけで、今回は敵をやっつけた(というか喰った)ところで終わりましたが、次回への期待も充分。
来月号が楽しみさ〜。