たまりまくったものを斬りまくる。


鬼頭莫宏短編集 残暑 (IKKI COMICS)

鬼頭莫宏短編集 残暑 (IKKI COMICS)

うぅむ、さすがはなるたるを描いた人。
短編集もイケるぜ!
で、ビビッときた短編↓

・パパの歌

オチにひざ叩いて笑っちまった。
いやぁ、なんてカッコいいオヤジだ。
なんていうか、スカっとする。なぜか。

・ポチの場所

寄り道の話。
誰でも場所は持ってるし、それに作ってくものなんだなぁと思った。

この短編集は古い順から並んでるけど、俺としては新しい方がおもしろいかと思います。
個性の出し方をうまく学んでいくのがわかる、みたいな。
何えらそうなこと言ってんだかなぁ・・俺。

がじぇっと (1)

がじぇっと (1)

方陣グルグルのノリを期待すると肩透かしをくらってしまいます。
ギャグ的部分はあまり前面に出さず、代わりに子供の頃に抱えていたモヤモヤしている気分(異性に対して、あるいは自分を包む世界のなんだかワケわからん感じに対して)が衛藤ヒロユキ先生流に描いたもの、と俺は感じましたです。
なんだかワケわからんものが好みな方にオススメ。

G戦場ヘヴンズドア 1集 (IKKI COMICS)

G戦場ヘヴンズドア 1集 (IKKI COMICS)

おもろい!
何か夢、もしくは目標に向かって進んでいく”自分”に対しての葛藤とかを描いた作品。
作者の人のはてなキーワードでも書いてあるけど、熱い。そんなに青くさくはないけど。
特にマンガ関係を志す人なら一見の価値があると思います。
そうでない人も是非。

少年少女 (4巻) (Beam comix)

少年少女 (4巻) (Beam comix)

不朽の叙情派連作シリーズ、惜別の最終巻!
だそうな。(オビ文から)
この巻はあんまビビっときませんでした。
それぞれの作品のテーマはよくわからんのですが、ストーリーやシーンから受ける印象
がすごい。自分なりの答えを出すのが楽しみ方なのでは?
ちなみにロリータは、じいさんが生娘のままに死んでしまったかつての恋人と瓜二つの少女に夜這いをかけるという大変恐ろしい話でしたが、ロリコンの人の心理形態がよくわかっておもしろかったです。
じいさんと少女以外の人間は動物として描かれてるところも実にいい。
コンビニの前でたむろってる不良が狼として描かれて、じいさんが「お前らはまだ救いがある。野性の血が残っている。だがな、いずれな、檻の中に閉じ込められる」と言った時、すげーと思った。

月詠 (1) (Gum comics)

月詠 (1) (Gum comics)

ネコミミ(・∀・)モード♪

この巻は説明の巻でしたので、あんま楽しめませんですた。
どうにも90年代前半の匂いがするのはなぜ・・?

バシズム 日本橋ヨヲコ短扁集 (KCデラックス ヤングマガジン)

バシズム 日本橋ヨヲコ短扁集 (KCデラックス ヤングマガジン)

学生を生きるヤロウどもの話。青臭い!・・・のかなぁ?
今手元にないのでなんとも言えぬ。

みなみけ(1) (ヤンマガKCスペシャル)

みなみけ(1) (ヤンマガKCスペシャル)

時々挿入されるリアル描写なコマがなんともいえぬ。
みょ〜んとした口のカタチがなんともいえぬ。(夕映っぽい)
全体に流れるなんともいえぬ雰囲気が、なんともいえぬ。
でも、なんともいえぬけど、なんとなく楽しめる。

ハチミツとクローバー 6 (クイーンズコミックス)

ハチミツとクローバー 6 (クイーンズコミックス)

今回もとばしてるね☆
いやぁおもしろいなぁ・・・。
自分探しの旅か・・・「自分探し?ハッ(失笑)」な感じだったけど、こんな感じの旅がホントの自分探しっぽい。そうさ!学生さんは金がねぇのさ!
次の巻はまだかにゃ〜。

妹は思春期(1) (ヤンマガKCスペシャル)

妹は思春期(1) (ヤンマガKCスペシャル)

エロいとか萌えとかそういんじゃない。
というか萌えを逆手にとった下ネタマンガと言った方がしっくりくる。
ちなみにボクはこういうマンガ、大好きです。
というか氏家先生が、大好きです。
うほっ!いい男!、とかそういう意味ではない。

GUNSLINGER GIRL 1 (電撃コミックス)

GUNSLINGER GIRL 1 (電撃コミックス)

最大の謎は「なぜ少女なのか?」
そこらへんの謎は置いておくと、作品に流れるなんともいえぬ寂莫感・・というか、「どうにもならないけど、それでも生きていきたい」という感情の描写が、なんかいい。
む、このために少女?・・・なのかなぁ?




ってなわけで。
TAGRO先生のはもっと後でゆっくりと。
・・・LIVE WELL(収録されてる短編)すげーなぁ・・。